
概要
(第2期予定:2021年 ~2024年 3月)
設立趣旨
- 2016年、固体酸化物エネルギー変換先端技術コンソーシアム(ASEC)を設立、2021年3月に終了
- 2021年より第2期(ASEC-2)として、引き続き、従来の共同研究の枠をこえた、技術的ブレークスルーを起こす連携で、一社だけでは解決できない先端・基盤技術開発と開発シナリオ検討を検討
- 高温燃料電池、電解技術やイオン導電体を使った電気化学デバイスの新しい使われ方、普及の将来像を描き、そこからバックキャストして必要な技術課題を整理
- 産総研内でも研究集団として、固体酸化物エネルギー変換先端技術ラボ(ALSEC)を設置、連携
産総研内でのイノベーションコンソーシアムへの取り組み体制

基本理念
2050年ごろの脱炭素社会を目指すため、固体酸化物エネルギー変換技術(SOFC・SOEC)の普及・社会実装を想定し、その達成のための必要革新技術を開発するとともに技術面からの普及シナリオを提案する。これらにより、技術の世界的なリードを保ち、日本の産業力の永続的な向上に貢献する。

目的・目標
- 電気・熱・有用ガスにフレキシブルに変換可能な高効率エネルギー変換デバイスを実現し、わが国が目指す脱炭素社会、水素社会実現に資する。
- 材料、セルスタックなどの革新技術開発で、課題であるトリレンマ(効率向上、耐久性・ロバストネス、低コスト)を打破し、経済性・効率性・価値の点で受け入れられる基盤技術を開発する。
- 将来のSOFC・SOEC技術が導入されたエネルギーシナリオを構築、方向性や進むべき技術開発の認識共有を図る。
技術革新による適用先の開拓
