水素製造・貯蔵基盤研究チーム

CO2フリー燃料・CO2リサイクル
連携と融合で水素社会実現への障壁を取り除く

CO2排出量を大幅に削減するため、水素製造・貯蔵・利用技術を開発しています。

水素製造・貯蔵基盤

研究テーマ

  • メタンの直接分解によるCO2を副生しない水素製造技術の開発
  • アニオン交換膜形水電解技術の開発
  • エネルギーキャリア(アンモニア)・合成燃料(メタン・e-fuel)の高効率製造・利用技術の開発
  • 水素吸蔵合金を利用した高効率・低コストエネルギー貯蔵システムの開発
  • 水素発電用耐熱材料の開発
  • 高圧水素ガス・液体水素利用技術の開発

社会貢献・
実装イメージ

水素を利活用する社会インフラを構築。

研究チーム長紹介/挨拶

研究チーム長

高木 英行

研究テーマは多くありますが、さまざまな企業、組織とタッグを組んで進めているプロジェクトがほとんどです。私は自分を研究開発分野における“料理人”のように考えています。社会からのニーズに対し、私たちが有する成果や知見を活かし、組み合わせ、味付けをして社会に提供していく。新しい概念を生み出しながら、連携と融合により社会課題の解決に貢献していくことを使命と考えています。

高木 英行

メンバー紹介

エネ環企画室 企画主幹 (兼務 ゼロエミ企画室)

加登 裕也

メンバー(兼務)

伊藤 博

メンバー(兼務)

田中 洋平

メンバー(兼務)

榊 浩司

メンバー(兼務)

CHARBONNIER Veronique

メンバー(兼務)

金 賢夏

メンバー(兼務)

崔 隆基

メンバー(兼務)

篠田 健太郎

メンバー(兼務)

山田 ムハマドシャヒン

メンバー(兼務)

森岡 敏博

メンバー(兼務)

梶川 宏明

メンバー(兼務)

飯泉 英昭

メンバー(兼務)

小倉 秀樹

招聘研究員

山辺 純一郎

国際制度来所者

BHOGILLA Satyasekhar

テクニカルスタッフ

川添 美智子

テクニカルスタッフ

川添 義徳

テクニカルスタッフ

野津 育朗

水素は、カーボンニュートラル時代を見据え、電化が難しい熱利用の脱炭素化、電源のゼロエミッション化、運輸・産業部門の脱炭素化、アンモニアや合成燃料の製造、再生可能エネルギーの効率的な活用など多様な貢献が期待されています。水素製造・貯蔵基盤研究チームでは、革新的な水素製造技術、水素・エネルギーキャリア利用技術、またエネルギー貯蔵や合成燃料製造技術などにおいて基盤となる触媒・材料・反応システム・評価技術等に関する研究開発に取り組んでいます。

関連動画

研究

【産総研マガジン-話題の○○を解説】「水素エネルギー」とは?

Kobayashi,K.;Javaid,R.;Manaka,Y.;Nanba,T.;Nishi,M.;Mochizuki,T.;Chen,S.;<u>Takagi,H.</u> (2023). Comparison of Several Ammonia Catalysts Worked Under Industrial Conditions. In: Aika, Ki., Kobayashi, H. (eds) CO<sub>2 </sub>Free Ammonia as an Energy Carrier. Springer, Singapore. 10.1007/978-981-19-4767-4_17

Kobayashi,K.;Javaid,R.;Manaka,Y.;Nanba,T.;Nishi,M.;Mochizuki,T.;Chen,S.;Takagi,H. (2023). Comparison of Several Ammonia Catalysts Worked Under Industrial Conditions. In: Aika, Ki., Kobayashi, H. (eds) CO2 Free Ammonia as an Energy Carrier. Springer, Singapore. 10.1007/978-981-19-4767-4_17

Na Rungsi,A.;Luengnaruemitchai,A.;Chollacoopc,N.;Chen,S.;Mochizuki,T.;Takagi,H.;Yoshimura,Y., Performance and sulfur poisoning of SiO2, γ-Al2O3, and SiO2-Al2O3-supported bimetallic Pd-Pt catalysts in selective hydrogenation of soybean oil-derived fatty acid methyl esters, Fuel 2023, 33, 125919, 10.1016/j.fuel.2022.125919

Published SEP 14 2022

【プレス発表】変動する水素供給条件下でも安定してアンモニア合成が可能な触媒を開発

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