有機系太陽電池研究チーム

CO2フリー電力
次世代型のペロブスカイト太陽電池でソーラー発電の可能性拡大へ

再生可能エネルギーの主力電源化を推進するため、多様な場所に降り注ぐ太陽光エネルギーからの効率的な電力の生産を可能にしています。

有機系太陽電池

研究テーマ

  • 超軽量・高効率な革新的太陽電池(ペロブスカイト太陽電池)の材料・プロセス開発
  • CO2削減のための低エネルギー製造技術の開発
  • ペロブスカイトなどの有機系太陽電池の用途開拓

社会貢献・
実装イメージ

Si太陽電池と同等の発電効率を有しながらもより軽いパネルを開発し、工場など構造的に弱い建物にも設置可能な太陽電池を実現。

研究チーム長紹介/挨拶

研究チーム長

村上 拓郎

太陽光に興味を持ったのは高校時代。そこら中で勝手に生えている植物がたった3%の変換効率で光合成していると知り、「この膨大なエネルギーを、人類はもっとうまく使えるのではないか」と思ったのがきっかけです。太陽光発電は設置場所の自由度が高い再エネです。地産地消のエネルギーの実現に貢献したいと思います。

村上 拓郎

メンバー紹介

総括研究主幹 (兼務 有機系太陽電池研究チーム)

近松 真之

メンバー(兼務)

吉田 正裕

メンバー(兼務)

太野垣 健

メンバー(兼務)

舩木 敬

産総研特別研究員

SANTA Mondal

招聘研究員

荒牧 晋司

リサーチアシスタント

神川 郁海

リサーチアシスタント

柏﨑 正篤

テクニカルスタッフ

泉 きみ江

テクニカルスタッフ

大槻 等

テクニカルスタッフ

木村 登士雄

テクニカルスタッフ

橘 浩昭

テクニカルスタッフ

知見 操

テクニカルスタッフ

堤 若菜

テクニカルスタッフ

保月 奈々

テクニカルスタッフ

森 一男

アシスタント

今村 好美

section1

■ 耐久性や効率を向上させる処理技術や添加剤の開発

■ 150℃以下の低温プロセスにおけるペロブスカイト太陽電池作製技術の開発

■ 量産化が可能な新規作製技術および軽量化技術の開発

section2

ヨウ化メチルアンモニウム(MAI)溶液

ペロブスカイト層へのMAI溶液ポスト処理
シースルー型ペロブスカイト太陽電池

研究

Komazawa, Y.; Uchida, S.; Murakami, T. N.; Kogo, A., Improvement of perovskite solar cell performance by oleylamine treatment of CuSCN hole-transport layer, Jpn. J. Appl. Phys. 2023, 62, 050902, 10.35848/1347-4065/accda6

Published MAY 02 2023

【産総研 科学技術週間2023「研究の日常は、非日常だ。」キャンペーン】研究現場ショートムービー

【AIST太陽光発電研究成果報告2022】産総研の太陽光発電技術に関わる2022年度の研究成果を、資料掲載の形でご報告しています。 GZRからは、有機系太陽電池研究チーム、多接合太陽電池研究チームの研究成果をご覧いただけます。

Shirasaka, T.; Kogo, A.; Koura, S, Performance and stability improvement of perovskite solar cells using a nanopillar conductive polymer formed via electropolymerisation, Nanoscale 2023, 15, 4839, 10.1039/D2NR07193B

Published FEB 16 2023
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