研究センター紹介

技術の融合による
カーボンニュートラルの
実現を目指して

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研究センター長挨拶

環境問題は人類共通の課題です。
不可能を可能にする研究を
進めてまいります。

吉野 彰

研究センターの概要

研究センターの概要

世界の喫緊の課題である気候変動問題の解決には、環境・エネルギー技術に関する非連続なイノベーションの創出が必要であり、2019年10月の「グリーンイノベーションサミット」において、安倍晋三内閣総理大臣から、世界の英知を集結する「ゼロエミッション国際共同研究拠点」の立ち上げが表明されました。

2020年1月に設立されたゼロエミッション国際共同研究センター(Global Zero Emission Research Center, GZR)は、日本と世界の温室効果ガス削減を目指す政府の「革新的環境イノベーション戦略」の中で、最先端の研究開発を担う国内外の叡智を結集し、G20の研究者をつなぐプラットフォームとして位置づけられています。

GZRでは、エネルギーデバイス、水素エネルギーキャリア、カーボンリサイクル、技術評価等を組み合わせ、世界に先駆けた社会課題の解決と経済成長・産業競争力の強化に貢献するイノベーションの創出を目指した研究を進めています。

また、GZRが事務局を務める国際会議RD20(Research and Development 20 for Clean Energy Technologies. クリーンエネルギー技術に関するG20各国の国立研究所等のリーダーによる国際会議)や東京湾岸ゼロエミッションイノベーション協議会を通じ、国内外との連携を進めています。

組織構成

組織

研究チーム

10の研究チームで
ゼロエミッション社会の実現へ

GZRはゼロエミッション社会に必要な技術の研究開発を進めています。
10の研究チームが「CO2フリー電力」、「CO2フリー燃料・CO2リサイクル」などの技術開発や、資源循環や環境・社会評価などの「ゼロエミッション社会制度設計・評価法」の研究に取り組んでいます。

人員(2024/04/01現在)

研究職143人
研究職(本務)53人
研究職(兼務)90人
事務職2人
事務職(本務)1人
事務職(兼務)1人
契約職員86人
産総研特別研究員8人
技術専門職1人
テクニカルスタッフ54人
クレリカルスタッフ8人
シニアスタッフ2人
招聘研究員9人
リサーチアシスタント4人
その他80人
派遣18人
産学官制度来所者60人
国際制度来所者2人
合計
311人

主要拠点

グローバル・
ソリューションの
実現へ向けて

ゼロエミッションに関連した研究を行っている海外研究機関との国際共同研究を実施し、
RD20などを通じて国際連携の強化を図ります。

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